ビデオゲームというと、近年では男子だけでなく女子も楽しめるタイトルが増えてきた。女性のゲームファンが多くなり、女性をターゲットとしたゲーム作品が登場している。ゲームファンの女性が増えてくると、自ずとゲーム業界で働く事を目指す女性も増加する。女性であっても、男性と共にゲーム開発の仕事ができる。特に、イラストレーターやサウンドクリエイターとして、ゲーム業界で働いてきた女性のエンジニアは多い。さらにこれからはゲームプログラマーでも、女性のエンジニアの姿が見られるようになる。
ただし、女性がゲームエンジニアを目指し求人に応募する際には、この仕事の大変さについて覚悟する必要がある。ゲーム作品の納期が迫ってくると、徹夜での作業が増えてくる。十分に睡眠を取ることができず、美容にも大きな影響がある。開発の締め切りが差し迫り、開発現場が苛酷さを極めてくると、女性としての身だしなみに気を使っている余裕がない。時には女を捨てて、ゲーム開発に尽力する必要がある。
そのような中でも、ゲームエンジニアとしての使命を忘れることなく、与えられた役割を果たせるかどうかが、求人案件に応募する条件である。技術者としての使命を忘れず、プロ意識を持っている女性であれば、男性と遜色なく仕事ができる。一度、苛酷なスケジュールの中でのゲーム開発の仕事を経験すると、女性であってもゲームエンジニアとしてふさわしい堂々とした風格が身につく。